開発都市の中心、或いは東京の中心的存在とも言える「渋谷」のスクランブル交差点を4点から撮影し大判プリンターで一枚の和紙に納めた作品。本来、視覚を用いて遠くを眺めるという由来での表し方であれば「望む」という語源が正しいと言えるが、渋谷から伺えるmetropolitanの流動的な移り変わりや広告塔の景観を目の当たりする消費社会から由来とした「臨む」また、立体物(建築)を写しているにも関わらず写真がどこまでも平面的である違和感から、キャンバスの縁を含め半立体的に写真を鑑賞出来る作品形態とした。
前作「エラー再現と写真概念」seriesからの技法やテーマアプローチも含む。
和紙、顔料インク、特注木製パネル 1640mm×910mm×4.4mm

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